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令和のホームページの役割

ホームページの役割は、この十数年で大きく変化しました。
現在では、無料で簡単に作成できるサービスが増え、SNSを活用した集客や、無料でネットショップを立ち上げることも可能になりました。
そのため、自分でホームページを持つ意味が薄れてきたように感じる方もいるかもしれません。
では、ホームページを持つ意味とは何なのか、改めて整理してみたいと思います。

公式サイトの信頼性

独自ドメインのホームページを持つことは、企業の信頼性に直結します。
特にメールアドレスがプロバイダー提供のものやフリーメールでは、信用性に大きな影響を与えます。令和の時代において、ホームページを持つことは、企業の実在性を証明する一歩であると言えるでしょう。

パンフレットとしての役割

ホームページは、よく会社の事業や理念を紹介するパンフレットに例えられます。
パンフレットは印刷が必要であり、配布には物理的な手間が伴いますが、ホームページならその問題を解決できます。
特にコストパフォーマンスを重視する事業や、地域外の方にも広く知ってもらいたい場合には、ホームページは非常に有効なツールです。

無制限の表現と自由

SNSとホームページの大きな違いは、発信できる情報量に制限がないことです。
また、デザインや内容も自由に設定できるため、思い描いた通りの表現が可能です。
ただし、ホームページの作成には一定のスキルが求められます。
外注するか、自分で学習して作成するかを選ぶ必要があるでしょう。
また、集客や認知度の向上には工夫が必要です。ホームページのアクセスはゼロから始まるため、効果的な対策が不可欠です。

オリジナルアーカイヴ

SNSにはそれぞれのプラットフォームで得意不得意があり、発信できる情報量や整理方法に制限がかかることがあります。
しかし、ホームページでは、伝えたい情報を十全に伝えることが簡単です。
たとえば、事業実績は業種によって知りたい情報が異なるため、ホームページを使って適切に情報を整理することができます。

資産としての価値

ここでは、ホームページそのものというよりも、ドメインに焦点を当てます。
古いドメインはそれ自体に価値があります。SNSや他のプラットフォームは他社のサービスであるため、いつかは消滅する可能性もありますが、ドメインとホームページは自分の所有物であり、手放さない限り失うことはありません。

情報を届けたい人に絞った発信

SNSは拡散力が強いため、不特定多数に情報が発信されますが、自社ホームページを利用したオウンドメディアの発信では、コアな顧客層に絞って情報を届けることができます。
自己管理が可能で、第三者に削除される心配もないという点で、ホームページは優れています。

検索のしやすさ

SNSは滞在時間を増やすため、大量の情報が閲覧者に流されることが多く、必要な情報にたどり着くまでに時間がかかることがあります。さらに、SNSはタイムライン形式で情報をアーカイブするため、投稿日時が強調され、古い情報とのズレが生じたり、目的の情報にたどり着くのが困難になったりすることがあります。

匿名性

SNSはアカウントを作成する必要があり、匿名であっても、特定の誰かとして登録しなければ利用できません。そのため、SNS上の行動はエゴサーチの対象となり、特に個人的な行動では注意が必要です。
一方、ホームページは匿名で閲覧でき、必要な情報を安全に取得できるのが特徴です。

届けたい情報を届けたい人に正しく伝えるために

ホームページの価値を「情報を周知させること」と考える方は多いでしょう。
しかし、取引を成立させるためには、過不足なく適切な情報を伝えることが重要です。ホームページの特性をしっかりと理解し、ぜひその利点を活用していただければと思います。

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